2011年05月17日

多け乃食堂(築地)…築地に来て肉ばっか食っちゃいけない

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だいぶ前にカキフライやかき揚げを食べに来たことがあるのだが、
その際に壁に貼られたメニューの中の「豚肉天ぷら」に惹かれていたのである。

私が幼かりし頃、母が作る天ぷらには必ず豚肉の天ぷらがあったのだ。
しかし、一般的に天ぷら店でそんなものを出す店はなく、
揚げ物嫌いの妻は食卓で天ぷらを出すこと自体なく、
いつしか私の意識から風化しつつあった豚肉の天ぷら…。
思い立ってその豚肉天ぷらを食すべく、開店時間の11時に多け乃に行ったのだ。


戸を開けると私が一番乗り、
厨房内では店員さんたちが忙しそうに仕込みを行っている。
女性店員さんにカウンターに座るよう指示される。

多け乃 001.JPG
定食中心の卓上のメニュー以外にも壁一面に一品メニューが貼られている。
来る前から決めていた豚肉天ぷら670円チャーハン550円を注文する。

女性店員さんが読売新聞と日刊スポーツを持ってきてくれる。
店内にはラジオが流れ、
トントントンカラリのとなりぐみぃ、とか、おおマキバはミドリぃ、などが流れると
厨房の男性が合わせて歌っている。

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注文から12分ほどでまずチャーハンが出来上がってくる。
具は豚肉とネギだ。
塩、こしょう、しょうゆのシンプルな味付け、と言えば聞こえはいいが、
なんの旨味成分もない、家庭で作るヤキメシである。
もちろん米がパラパラなんてしているはずもない。

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2分後くらいに豚肉の天ぷらが出来上がってくる。
あらかじめ出てきた天つゆにつけて食べる。

小さいブロックの硬い豚肉にフリッター状のコロモがついていて、
何となくジャンクなおつまみメニューという感じ。
天つゆはいいのだが、申し訳程度に入れられたわずかな大根おろしが悲しい。

やはりこういう店に来たらまぐろぶつとかシメサバとか煮魚なんかを食うべきだったのだろう。
でもこんな時期にさんまの塩焼きとか生カキなんかあるのだろうか。

会計をしているときに私の次の客が入ってくる。
中年男性で馴染み客のようだ。
厨房内の男性定員たちと軽口をたたいている。
彼が注文したのはとんかつ定食だった。



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posted by こここ at 20:59| 中央区 築地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする