2011年08月15日

【閉店】富善(蒲田)…豚肉の天ぷらドッサリ

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何を隠そう、私が子供の頃、亡き母が作る天ぷらの中に必ず豚肉があった。
だから、豚肉の天ぷら、と聞くと無性に食べたくなるのである。
蒲田のとんかつ店「富善」ではその豚肉の天ぷらを食べれるという。

お盆真っ最中のこの日、所要で昼に蒲田近辺に寄ることになり、
電話で店が開いていることを確認してから、開店とほぼ同時の11時に一人で行ってみた。

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店頭のメニューを見る。
「肉天定食1,100円」がそれだな、と確認。

入店すると、すでにカウンターには男性サラリーマンが一人座っている。
入口近くのカウンター席に座り、すぐに注文する。

しばらくすると先客の仲間の二人のサラリーマン男性が入ってくる。
三人ともスタミナかつ定食1,000円を注文している。
スタミナかつは餃子のあんのようなものを薄い豚肉で挟んでカツにしたもので、
事前情報ではこの店の一番の人気メニューのようだ。

料理をしている最中、店を営んでいる年配の主人と奥さんはずっと三人客と話している。
店の生い立ちやら古いエピソードやら何やら…。
よくそこまで話し続けられるな、と思うほどで、
聞いている三人の男性もこころなしか閉口しているように見える。

私の料理が出来上がりそうなタイミングで
「ご飯少なめでお願いします。」
と言うと、気のいいご主人が
「えっ!? 今日の肉天はいつもよりも盛を良くしてるし、自家製の塩辛もあるから、
ごはんもたくさん食べてってよ!」
まあ、そう言われても、お茶碗のサイズからどう見ても食べれなそうだし…。

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注文から8分ほどで出来上がってくる。
漬物が二皿と赤だしの味噌汁、そして名物のイカの塩辛がつく。
肉天は8枚ほどあり、千切りキャベツとの間に小さなコロッケとかぼちゃ天が乗る。

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食べてみると、肉天は薄いロース肉に薄く小麦粉がまぶされ、卵をからめて揚げたもの。
つまりとんかつの工程からをパン粉をつけるのを抜いた感じか。
薄い肉なので硬さはない。
つけ合せの大根おろしの入った天つゆで食べるのだが、
コロモが天ぷらのようでなく、卵が全面に出ていてる。
ちょっと豚肉の天ぷらと呼ぶには違和感がある。(別に店はそう呼んでいないのだが…)
最初はなかなか変わっていて美味いと思ったが、量のせいもあり飽きてくる。

自家製という塩辛はさすがに美味かった。

さてさて、そうこうしている間も、店のご夫婦は三人の男性を相手に話し続ける。
男性たちはスタミナかつを食べつつも苦笑しながら話に一応耳を傾けている。
この三人がいてくれてよかったな、と思うと同時に、
夜に一人で飲みに来たら面白いかもしれないとも思いつつ、
会計をして店を出た。


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ラベル:とんかつ 天ぷら
posted by こここ at 12:00| 大田区 蒲田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする