慶応大学の三田校舎のほど近く、
界隈は日曜ながら意外と営業している飲食店が多い中、
商店街からちょっと離れたところにある中華料理屋「慶珍楼」に13時頃入った。
行ったことがあるわけでも知っていたわけでもなく、
本当の飛び込みだ。
実は今日は待ちに待った東京国際女子マラソン。
高橋尚子の大ファンである私は昨年に続いて沿道応援に出かけた。
12時半頃に田町駅前に到着。
既に朝日新聞の紙の旗を振って待っている人がチラホラ。
しかし雨のせいか昨年より人の出は少ない。
12時55分頃、先頭集団がやってきた。
ゼッケン31番が高橋尚子。
デジカメで撮りながら
「タカハシがんばれえ!」
さあ、軽く腹ごしらえしてから、後半の勝負どころを家に帰ってテレビで見よう、
と、あまり深く考えずに手っ取り早く食えそうなこの店に入店した。
日曜だから仕方ないが客は私だけ。ちょっと不安。
中華料理のメニューの中でベスト5に入るくらい好きな角煮丼をメニューに発見。
角煮丼と半ラーメン800円を注文。
店員は女性一人と厨房の中に男性二人で皆中国人。
なにやら大声で中国語でおしゃべり。
通じないだろうと思って好きなコト言ってるんだろうな、こいつら。
ちょっと感じ悪い。
5分ほどで出来上がる。
結構なボリュームだ。
半ラーメンも立派なドンブリだ。
杏仁豆腐も付いている。
味は・・・、
やっぱし。期待してなかったけど。
そりゃそうだよね。
この時間で客一人だもんね。
それに店員のあの態度じゃね。
味にも表れるよそりゃあ。
煮込んだものをさっと野菜と炒めて
そのままご飯の上にかけたもの。
肉と青梗菜がごちゃごちゃに混在。
なんかいい加減に作りましたって
思いきり威張ってるみたいだ。
味も薄っぺらい。
肉の旨味もないし、
タレに濃厚さがなく
丼としては物足りない。
ケミカルだし
麺も水っぽい。
食ってる間も店員たちは
ペチャクチャ、ゲラゲラ。
気にしないように店内のテレビの
マラソン中継を見る。
量多すぎて半分くらいしか食えないし、
こんなつまんない店は早く出て、
さっさと家に帰って勝負どころの高橋の雄姿を見よう。
でも会計を頼んでもおしゃべりの方が大事らしくなかなか来ない。
帰宅すると中継ではちょうど高橋が土佐から遅れ始めているところ・・・。
お店の総評は下記の星取にて。
学生などでボリュームと手っ取り早さのみを求める人にはいいかも。
私は二度と行かない。
「中国広東料理 慶珍楼」
港区芝5−11−11 福田ビル1F
03−3457−6808
営業時間 11:00−15:00 17:00−23:00 無休
星取(★4つが最高)
味:1/2 値段・量:★★★ 接客・雰囲気:BOMB