2012年09月22日

銀座テルミニ(東銀座)…サービス精神溢れるイタリアンワインバー

銀座テルミニ
ハイCPが評判のワインがぶ飲みイタリアン「銀座テルミニ」に念願の訪問である。
土曜の18時、小さな赤い店の戸を開け、店員に名前を告げると、
入口を入ってすぐ左わきの小さなテーブル席に導かれる。

予約の電話をした時から、いい店であろうことは察しがついていた。
「当店はワインをお飲みになる方しか…」
「はい、存じてます。ワインを飲みに伺いたいのですが…」
このやり取りの後の店員の対応は、言葉遣いも含めて丁寧そのもの。
だからこの日が待ち遠しかった。

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さて、まずは飲み物だが、妻の"しっかりした白ワイン"というリクエストに出てきた数本から、
店員が最も推奨していたイスラエルのヤルデンというものを選択する。
イスラエルのワインというだけで興味をかきたてられるが、
いい感じの苦みがあって、クセのある料理と合いそうだ。

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(画像クリックで大きくなります。)
メニューは黒板に書かれたもののみ。
二人なら前菜、パスタ、メインそれぞれ一品ずつで十分と書かれている。

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前菜から生ハムといちじくのサラダ950円を選ぶ。
この日はいちじくだったが、日によっていちごだったりメロンだったりするよう。
生ハムは果物と合うということなのだろう。

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直後にバケットが出てくる。
おかわり自由とのこと。
軽くトーストされていて、とても美味いパンだった。

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黄色い壁にはところどころに絵が描かれ、
今夏話題となったフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」も飾られていた。

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メインものから牛ハラミのタリアータ1,800円を注文。
肉をつまみながらワインをチビチビ飲もうという算段だ。
タリアータは牛肉のたたきのような料理だそうで、
一般的にはバルサミコベースのソースなどがかかっていることが多いが、
この店のは基本は塩コショウで、マスタードソースが横に添えてある。

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肉の下にはポテトのローストがつけ合せで乗っている。
肉の旨味が強く、余計なソースがなくとも十分。
ボリュームも満点で満足感の高い一品だった。

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メインを注文すると、サービスのつけ合せが二品ほど出てくる。
鶏の軟骨を煮たものとオムレツだ。
たくさんよそわれそうだったところを、あまり食べれないから、と制した。

トリュフのカルボナーラスパゲティというメニューがあり、
これをフェットチーネで作れないか、と聞いてみると、
女性店員が笑顔で「大丈夫ですよ。」

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で出てきたのがトリュフのカルボナーラフェットチーネ1,500円
(フェットチーネに替えてもスパゲティと同額だった。)
肉は丸っこくて、比較的軟らかい食感だったので、グアンチャーレなんだと思う。
ソースの濃さはほどほどに、チーズの複雑な味わいが良く、とても美味かった。
妻は、フェットチーネじゃない方が合う、と言っていたが、
私は平たい麺のカルボナーラが好きなのである。

この店は昨今のワインバーブームの火付け役と言ってもいい「ポンデュガール」の系列店だ。
ハイCPの料理とともにワインをがぶ飲みするというスタイルの草分けになるのだろうが、
とにかく狭くて完全喫煙可で居心地が悪いという評判を聞いていて、
今まで敬遠していた。

しかし来てみると、確かに狭いが、店員の丁寧な接客で居心地の悪さなど一切感じない。
いつからか完全禁煙になっているし。
店員が少なくて注文を待ったりするケースがあるが、むしろゆっくりと時間を過ごせていい。
つけ合せや細かい注文に応じるなどサービス精神に充ち溢れ、
「俺の〜」などが短絡的な安売り店でしかないとつくづく思う。

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妻の「また来たい」という声を聞くまでもなく、約1ヶ月後の予約をして店を後にした。
因みにこの日の会計は二人で9,230円だった。

銀座テルミニイタリアン / 東銀座駅銀座一丁目駅銀座駅

夜総合点★★★★ 4.0