2012年10月18日

ボニート・ボニート(武蔵小山)…パーツそれぞれは美味いのだが

ボニート・ボニート
意外とラーメン激戦区である武蔵小山界隈にあって、
それなりの評価を得ている「ボニート・ボニート」。
かなり以前に一度来たことがあるのだが、あまりラーメンを食べつけている時期でなかったため、
値段が妙に高かったことと主人が気難しそうだったことしか印象がなかった。
ここのところ、界隈の評判のラーメンをある程度食べているだけに、
あらためてこの店に来てみようと思い立ったのである。

小雨降る平日のこの日、13時過ぎに店に行く。
カウンターのみ全10席の店内に先客は男性客二人のみ。

ボニート・ボニート
(画像クリックで大きくなります。)
券売機の前に立つ。
"醤油の粗挽き"ってなんだ?って思いつつ、正油あらびき全部のせ1,050円の食券を買う。

ボニート・ボニート
席につき、卓上に貼られた説明書で"あらびき"が鰹節の荒削りであることが判明する。
あらびきの名が入らないメニューには荒削りの鰹節は使われないのだろうか…。

ボニート・ボニート
注文から5分でラーメンが出来上がってくる。
主人から丼を受け取った瞬間に鰹節の香りがフワッと漂う。

ボニート・ボニート
具は海苔、チャーシュー、煮卵、カイワレ、メンマ、ワカメの他に佃煮のような色のカタマリがある。
このカタマリが"あらびき"の正体、つまりは甘辛いタレで煮込んだ荒削り鰹節である。

ボニート・ボニート
この"あらびき"を一気にツユに混ぜると、あらびきが海苔で出来た皿に乗っていたことが分かる。
随分凝っている。
なんでんかんでんの印字された海苔を思い出す。

ボニート・ボニート
食べる。
麺は縮れの少ない中太麺だ。
スープは独特の酸味があり、あらびきのザラッとした食感がいい。
チャーシューは厚みがあって軟らかく、小さくくずれた片がスープに沈んでいる。
穂先メンマの食感はこれまで経験したことがないほど。
独特の歯応えで味もよく、これだけをつまみに一杯飲みたいくらいだ。

さて、麺、スープ、チャーシュー、メンマ、それぞれはどれもとても美味いのだが、
スープにからめて麺を食べるとどうも味がすっきりとしない。
別々に食べると美味いのに、合わさるとパンチも主張もない平板な中華そばなのである。
4番バッターばかり集めて低迷した頃の巨人を思い出す。

更にこのラーメンには重大な欠点がある。
麺や具に対してスープの量が少ないのだ。
しばらく食べずに置いておいて麺がのびて汁が減ってしまったラーメンみたいなのだ。
だから、熱くないあらびきやチャーシュー、メンマを浸すと、たちまちスープの温度が下がる。

ボニート・ボニート
だいぶ前に一度来て以来ずっと来なかった理由が分かった、
と心の中でうなずきながら店を後にした。

ボニート・ボニートラーメン / 武蔵小山駅西小山駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.5

ラベル:ラーメン
posted by こここ at 13:36| 品川区 武蔵小山、西小山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする