2012年12月28日

丸山吉平(浅草橋)…過度に褒められて思い上がった脂カツ店

丸山吉平
世間的には仕事納めの人が多いこの日、車で秋葉原方面に向かう。
今年最後の外食ランチはここのところとんかつフリークの間で話題の「丸山吉平」と決めていた。
蔵前橋通りから鳥越1丁目の交差点を右折し、店の前の路上パーキングに車を停める。
開店時間であるはずの午前11時に店に行くと、まだ開店している様子はない。
店頭には"開店11:30"の表示が…、誤情報にやられたか?
じっと車の中で待っていると、11時10分くらいに開店する。

丸山吉平
一番奥のカウンター席に座る。
外観はオフィスビル1階のサラリーマン用居酒屋風だが、店内は田舎の洋食屋風。
新店だけあって清潔感が漂う。

丸山吉平
主人が出身だという蒲田の檍(あおき)とほぼ同じメニュー構成だ。
私は檍の脂たっぷりクニュクニュ食感のレアロースカツが好きだから、
迷わず特上ロースカツ定食1,500円を注文、更におつまみカレー200円も注文する。

主人について、気さくにとんかつへの思い入れなどを語る、なんていう事前情報を得ていたが、
この日はどうも虫の居所が悪そう。
私の後に入ってきた4人組が皆特上ロースカツを注文すると、
「3つしかない。」
とぶっきらぼうに若い女性店員に告げる。
「この時間に3つしかないって、もともとほとんど数がないってことじゃん。」
なんてその客たちが言っていると、主人は遠くから彼らをにらみつけている。

おつまみカレーを辛くできるか聞こうと主人に「すいません」と声をかけると、
顔どころか体もこちらに向けずにか細い声で「ハイ」…。
こういうのは人見知りとは言わず、対人関係に難があると言うべきだ。

丸山吉平
揚げ時間はピッタリ9分、しばしバットに置かれて油切りされた後、
皿に盛られて、主人から無言で手渡される。
ご飯と味噌汁が後から若い女性店員から渡される。

丸山吉平
カツはボリュームは250gをちょっと切るくらいではないだろうか。
檍よりは少し小さめと思う。
厚さは最大で3pあるかないかという感じ。
この厚みで揚げ時間9分だから、断面は赤い部分がかなり多く、血合いが残っている。
コロモは目が粗く薄め。しっかりと肉にはり付いている。

丸山吉平
卓上には3種の塩と自家製ソース、醤油に七味が置かれている。
それぞれをつけて食べてみる。
檍同様、脂身満点でクニュクニュした食感。
レア過ぎるのは店のウリなのだろうからいいとして、
肉の熟成が足りないのか旨味や脂身の甘さは強くなく、妙にさっぱりした印象だ。

丸山吉平
だから塩や醤油よりもソース大量+辛子大量で食べるのが一番美味かった。
本来銘柄豚の分厚くて脂身の多いカツは醤油をちょっとたらして食べるのが好きなのだが。

丸山吉平
おつまみカレーはややスパイシーな町の洋食屋風でまずまずの味。
ただちょっと少ないので200円ではお得感はない。

丸山吉平
主人のお人柄がよく出て、非常に重々しい店の空気の中で食事を終え、席を立つ。
会計をお願いすると、女性店員は忙しそうでとても対応してくれそうになく、
たまたまピッタリ1,700円持っていたので、カウンターに置いて店を出る。

批判は甘んじて受けると言いながら、一方で客を傲慢呼ばわりする店だ。
提灯記事に踊らされて道を踏み外さないことを祈る。

丸山吉平とんかつ / 浅草橋駅新御徒町駅秋葉原駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.8

ラベル:とんかつ カレー
posted by こここ at 11:40| 台東区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする