2014年08月07日

小田保(築地市場)…場内でとんかつを食うなら

小田保
この日は午後の予定がぎっしりだが午前中は余裕がある。
早メシだな。
早メシとなれば築地だ。
思い立つとすぐに車を走らせ、がんセンター病院前の路上パーキングに車を停める。
午前10時40分頃、場内へ突入である。

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夏の行楽日和だけに場内は観光客風の人たちで賑わい、
人気すし店の行列はいつにもまして長いように見える。

私のこの日の気分はとんかつだ。
場内でとんかつと言えば八千代、豊ちゃん、小田保である。
約5年ぶりに小田保に行く。

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店に入ると、全14席の小さな店内に先客は8人。
ほとんどの人が酒を飲んでいる。
外国人旅行客のカップルもまぐろの刺身をつまみにビールを飲んでいる。

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カウンター席に座って壁のメニューを眺める。
隣の席の男性客が食べているカツカレーが美味そうで気をひかれたが、
ロースかつ定食1,230円と単品のムツバター焼き800円を注文する。
年配の女性店員は“そんなに食えんのかよ”という顔でじっとこちらを見ているが、
そのまま注文が通る。

テーブル席の若い男性客が店の主人をつかまえて講釈をたれている。
「どこそこ港であがった何とかという魚は煮つけよりも塩焼きが美味い。」
「最近の何々という魚は煮崩れしやすく、汚染のせいじゃないか。」
という調子である。
きっと魚を買いつけに来たどこかの料理人なんだろう。

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店備え付けのスポーツ新聞を読んでいると、
注文から6分ほどでまずムツが出来上がってくる。
ロースかつにつくはずのご飯、味噌汁、漬物も一緒に出される。

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皮の面を下にしてフライパンでパリッと焼いたのだろう。
身は軟らかく口の中でほろっと崩れる。
魚のバター焼きって久々に食べたけど、ビールがほしくなる。
ムツには本ムツ、黒ムツ、銀ムツ(メロ)、赤ムツがあるが、
もちろん高級魚の赤ムツではないだろう。

小田保
ムツを食べ終わった頃にロースかつが出来上がってくる。
縦横に包丁が入り、ひと口大10片にカットされている。

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真横に一本包丁が入った内、上半分は脂身が豊富で下半分は赤身中心である。
肉の厚みは最大で1.5pくらい、180gくらいのボリュームだと思う。
5年前に食べたときは肉がもうちょっと小さく、脂身がほとんどカットされていた。

食べてみると、肉全体がしっとりとして軟らかく、脂身にはほのかに甘さがある。
高温揚げで濃いきつね色のコロモは目が粗くサクッとしている。
油切れがよく、肉から剥がれやすいということもない。
アサリと三つ葉の味噌汁もとても美味かった。

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なかなかの満足感だった。
ライバルともいうべき八千代にはちょいがけカレーというキラーアイテムがあるが、
純粋にロースかつ定食のみを食べるなら私は小田保を選ぶ。
穴子フライ丼や帆立オムレツなんていう魅力的なメニューもある。
また来たい。

小田保天ぷら・揚げ物(その他) / 築地市場駅築地駅東銀座駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


ラベル:とんかつ 焼魚
posted by こここ at 11:10| 中央区 築地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする