今晩は旧友のKさんとMさんとの飲み会で南インド料理店に行く予定だ。
昼は糖質を控えたい。
できれば定食のおかずだけを注文できるような店に行きたい。
思い浮かんだのが旗の台の「元祖満腹ラーメン 富田屋」である。
飲み会のスタートが早いから、昼も早メシだ。
午前11時きっかりに店に行くと、すでに先客がいる。
この店の開店は午前10時半、いい店だ。
4人用のテーブル席に座る。
メニューは豊富だ。
たくさんのメニューの中から迷う、これが大衆食堂の魅力でもある。
400円の餃子を注文したいから、550円のおかずを選べば1,000円以内でおさまる。
迷った挙句、生姜焼き550円と餃子400円を注文する。
この店に来るのは5年ぶりである。
5年前に来たときは味噌ラーメンを食べたが、そのボリュームに圧倒された。
丼がデカくて麺の量も多く、二杯食ったら無料になりそうと思ったものだ。
注文から3分ほどでまず生姜焼きが出来上がってくる。
豚小間肉が玉ねぎ、人参、ピーマンとともに炒められている。
量は普通よりもちょっと多いくらいか。
千切りキャベツとたっぷりのマヨネーズが添えられる。
食べてみると、肉はバラ肉っぽいところは軟らかいが硬い部位のものもある。
生姜の味はあまりしないが、塩味が濃いのでビールがほしくなる。
レバニラ炒めや回鍋肉が正解だったか、なんて思いながら食べきる。
やや遅れて餃子が登場する。
小ぶりのものが6個、食べてみるとかなりニンニクが効いている。
深夜に働く人か世捨て人でなければ、この時間には食べない方がいい餃子だ。
確かに主食類は控えたが、果たしてストイックな食事だったのかどうか・・・。
こんなもん食って痩せれたら誰も苦労しない、という声が聞こえそうだ。
若い女性客が入ってきて麻婆チャーハン+半ラーメンを注文する。
その様子に背を向け、会計をして店を後にした。