2014年10月10日

にし邑(東銀座)…カツカレーではないカレーかつ膳

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世界一のカツカレーを探すことが、そもそも私の食べ歩きの目的だった。
飲食店に入り、メニューにカツカレーを見つけると必ず注文した。
しかしいつしかとんかつ屋ではロースかつを食べるようになった。
最近とんかつ屋でカツカレーを食っていない。
そんなことを考えていて、ふと思いついたのが東銀座のにし邑である。
平日の午前11時に一人で店に行く。

にし邑
店に着くと、ちょうど女性店員が店頭の札を準備中から営業中に替えている。
店内に入るとなぜか先客が二人、すでにビールを飲んでくつろいでいる。
カウンターのみ13席の店内、奥からつめて座るように指示される。
私の後にも客が続き、10分もすると7割くらいの席がうまる。

にし邑

にし邑
メニューを見る。
上ロースかつ膳の評判がいいが、
この日の目的である上ロースカレーかつ膳1,650円を注文する。
壁に貼られたメニューを見て、単品カキフライ(2個)300円も追加注文する。

カツカレーはとんかつ屋が美味いか、カレー屋が美味いか、という話題になると、
かつてはたいていの場合カレー屋が美味いという結論になった。
しかし最近はカレーにもこだわるとんかつ屋が多い。
にし邑のことを知ったのは10年くらい前だが、
その当時、とんかつ屋としては原宿の福よしとともにカレーが評判だった。
以来10年間も宿題店だったわけだ。

にし邑
注文から13分ほどで出来上がってくる。
通常はとんかつに添えられる千切りキャベツは別皿で出される。
通常の場合キャベツはもの凄い盛りなのだが、カレーの場合はそれほど多くない。
酒粕が入っているという名物のとん汁とタクアン、専用ソースが添えられる。

にし邑
ロースかつはカレーがぐつぐつと煮立った陶板に入れられている。
断面はややピンク色、肉の厚みは最大で1.8p、160~170gくらいのボリュームだ。
食べてみると、肉は軟らかいがスジばった部分があり、
厚めのコロモが剥がれやすいこともあわせてやや食べにくい。
脂身は全体にそこそこついている。

カレーはターメリック、クミン、コリアンダーで熟成させたと説明されているが、
カレーだけ食べると酸味があってややスパイシーでなかなか美味い。
しかし、カツカレーのカレーとしては弱い。
肉もカレーも淡泊で、補助的にカツにソース・辛子や醤油などを使った方がいい。

にし邑
カキフライはこの時季だから小さいのはいたし方ない。
今シーズン初カキフライをとりあえず済ました、という感じだ。
春までにどれくらいカキフライを食えるだろう、と思いながら食べた。

にし邑
上ロースカレーかつ膳はカツカレーではない。
カツとカレーとご飯が一体となったものではなく、カレー味のとんかつの定食だ。
メニュー名通り、カレーかつである。

にし邑とんかつ / 東銀座駅新富町駅築地駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

posted by こここ at 12:10| 中央区 銀座、東銀座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする