二十年くらい前はうどんチェーンと言えば身近には山田うどんくらいしかなかった。
当時多摩地区に住んでいて、お金がなかったから山田うどんにはよく行った。
十数年前に渋谷にはなまるうどんができたときはメディアでだいぶ話題になり、
私もわざわざ食べに行ったのを覚えている。
以来、最大手の丸亀製麺を始め、楽釜製麺所、つるまる、麦まるなどなど、
本来香川県独特であるセルフ方式の業態を持ち込んだうどんチェーンが林立している。
今日はそんな一店、瀬戸うどんに行く。
店頭のメニューを確認する。
セルフうどん店では必ずぶっかけを食べる。
丸香でも夏場はそうだし、おにやんまでもいつも冷たいぶっかけを食べる。
この店には温かいぶっかけもある。
カウンターまで行き、まずぶっかけ(温)330円を注文する。
で、うどんを受け取った後、セルフで舞茸天100円ととり天130円を取る。
会計した後、後ろのカウンターで入れ放題のねぎや天かすを取ってから席につく。
平日13時10分くらいで席はだいぶ余裕がある。
食べる。
うどんはもちっとして軟らかめ。
讃岐うどんはいわゆるコシがないのが特徴と聞いたことがあるが、
丸亀製麺なんかよりも軟らかめかもしれない。
ツユはやや甘めで、天つゆとしても使用するのでいい感じだ。
天ぷらは、両方とも冷めているのは揚げ置きだから仕方ないが、
とり天は硬くてパサついていてあまり美味くなかった。
舞茸天と言えば新橋のおくとねだが、そのレベルを期待するのは酷だろう。
この手の店では珍しくあなご天があったので、それを取ればよかったと後悔する。
隣のすき家と入口は違うが店内ではつながっているからゼンショー系なのだろう。
うどんと牛丼を同時に食べることができるわけだ。
確かはなまるは吉野家系列だったはずだから、切磋琢磨してほしいものだ。
瀬戸うどん 高輪三丁目店 (うどん / 品川駅、高輪台駅、泉岳寺駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0