今晩の飲み会は初訪問の新宿のピッツェリア。
ストイックな一日一食生活だから、夜まで何も食べたくない。
でも昨晩も何も食べていないから、もの凄くつらい。
うーん……
我慢できずに飲み会の直前に歌舞伎町の「味噌が一番」に入ってしまう。
階段を下り、地下の店に行く。
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入店し、入口右脇の券売機の前に立つ。
下調べなど一切していないのでよく分からず、
看板メニューっぽい頂上味噌麺炭火焼チャーシュー増し1,080円の食券を買う。
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17時頃の入店だから客はほとんどいない。
テーブル席につき、卓上のメニューを見ると、
基本的には味噌ラーメン、辛い味噌ラーメン、味噌つけ麺の三本立て構成のようだ。
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店内には様々な素材へのこだわりなどの説明書きがある。
とんこつベースのスープに厳選された数種類の味噌を加えたスープに、
やはり厳選された小麦粉をつかった自家製麺。
能書きの多いラーメン屋が多くなった。
注文から5分で出来上がってくる。
白髪ねぎ、もやし、パプリカ、穂先メンマに、
肩ロース、豚ばらと二種のチャーシューがのる。
麺は中太のストレート麺で、バツッとした歯ごたえのある食感だ。
なんとなく桂花の麺を思い出す。
一般的な味噌ラーメンの黄色い中太縮れ麺よりも汁の持ち上がりに欠ける。
二種のチャーシューの内、肩ロースは火で炙られてからのせられている。
焼き目は香ばしく、肉は赤身らしい噛み応え、弾力がある。
豚バラの方はじっくり煮込まれて、箸で持ち上げるのも難しいくらい軟らかい。
二種のチャーシューの食感が対照的なのはとてもいい工夫だと思う。
トータルでなかなかの味噌ラーメンだが、なんとなくひと味足りない気もした。
卓上の自家製ラー油を加えてみたが、満足感は向上しなかった。
この日はしらふでの利用だったが、場所的に酔客の利用の多い店だと思う。
ニンニクや生姜、豆板醤など、はっきりした味を加えてパンチを増した方が、
この立地での酔客のニーズにこたえられるのではないかと思う。
最後にもう一言、味噌ラーメンにバタートッピングは必須だ。
味噌が一番 西武新宿駅前店 (ラーメン / 新宿西口駅、西武新宿駅、新宿駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.2