朝から働き通しで、気がついてみれば14時。
10連休もしてしまったのだから忙しいのは当たり前だ。
昼飯はすき家でもいいかな、なんて思いながら伊勢原界隈を車で走っていると、
“らーめん研究所”という看板を見つける。
駐車場に車を停めて店に入る。
14時過ぎで全18席の店内に先客はなし。
しかし私の後に中年カップル客が入ってきた。
店内の券売機を見ると、ゴールド、ホワイト、レッドなど、メニューがよく分からない。


壁の貼り紙を見て、ゴールドが普通の味噌ラーメン、ホワイトがミルキー味噌ラーメン、
レッドがハバネロ入り、グリーンが青唐辛子入り、ブラックがニンニク入り、
ブラウンが納豆入りとバラエティに富んだ味噌ラーメンの店であることが分かる。
ゴールド800円とチャーシュー250円、バター100円の食券を買い、店員に渡す。
卓上には餃子用の醤油、酢、辣油の他に、一味唐辛子、七味唐辛子、こしょう、
おろしニンニクと豆板醤が置かれる。
カウンター席から調理の様子をうかがっていると、
味噌スープの入った大きな中華鍋に野菜を投入して鍋を大きく振っている。
一般的な北海道味噌ラーメンの作業工程に見える。
注文から7分ほどで出来上がってくる。
煮豚チャーシューが6枚ほど並べられ、その上にどっさりと青ネギがかかっている。
チャーシューの内側に炒められたたっぷりのもやしや玉ねぎが隠れている。
トッピングのバターは大きめにカットされている。
食べる。
美味い。
味噌スープは濃厚というほどでもないがなかなか味わい深い。
低加水の中太のややボソッとした縮れ麺とのバランスもいい。
チャーシューも厚みがあって食べ応えがある。
レッド、グリーン。ブラックなどのアレンジ品も食べてみたい気持ちにさせられる。
二人の店員とも“らーめん研究所”と書かれたTシャツを着ていたので、
てっきりそれが店名だと店を出るまで思っていたが、
正式な店名は「ドレファラシド」で、らーめん研究所の味噌ラーメン専門2号店だそう。
カラオケボックスと間違えそうな店名だな。