2017年06月03日

ピッキーヌ(阿佐ヶ谷)…約20年前は都内随一の評判店だった

ピッキーヌ
阿佐ヶ谷のピッキーヌは約20年前から行きたいとずっと思っていた店だ。
ネットが普及していない頃の都内のグルメ情報は口コミが最大の頼りだったが、
当時都内ナンバーワンのタイ料理店としてこの店の名を挙げる人が多かった。
アクセスの関係でなかなか行けなかったが、1ヶ月ほど前に席を予約し、
土曜のこの日、念願の初訪問となった。

ピッキーヌ
開店時間の17時をちょっと過ぎた頃に店に行くと、カップル二組の先客がいる。
予約席は確保されておらず、空いている席に座る。
予約の名前も書き留められていないようで、予約の意味はあまりなさそうだ。
1階席は全10席と狭く、テーブルもとても小さい。
2階にも席があるようで、我々の後に来た常連らしき4人組客は2階に導かれていた。

ピッキーヌ
飲み物は白ワインのデカンタを注文する。

ピッキーヌ
ワインはメルシャンの業務用紙パック入りで赤白共にデカンタで600円だ。
他のワインはなく、ボトルワインの持ち込みができるかどうかは不明だ。

ピッキーヌ
さて、料理一品目はホイ・ジョー1,200円が出て来る。
海老、蟹のすり身と豚挽肉を練ったものを湯葉で巻いて揚げた手間のかかる料理で、
中国潮州系料理とされ、これを出すタイ料理店はそれほど多くない。
我々はクルワ・プリックタイで食べて以来で、そちらは揚げシューマイ的だったが、
こちらのホイ・ジョーはソーセージっぽい練り物的な仕上がりになっている。

ピッキーヌ
二品目はナム・プリック・ターデン1,000円
揚げた鶏皮と生野菜に辛味噌をつける料理で、“赤い目の唐辛子”という意味だ。
辛味噌には海老などがすり込まれ、唐辛子の味がストレートに舌に響いてくる。
タイ国専門食堂で食べたナム・プリック・オーンの仲間のような品だ。

ピッキーヌ
三品目はカノム・パッ・カー1,000円、大根もちと野菜の炒めだ。
野菜はニラ、カナー菜、もやし、パクチー等で、シナモンのようなものがかかる。

ピッキーヌ
大根もちを炒めた料理は生まれて初めてだが、食感がなかなかよかった。

ピッキーヌ
四品目はサットー1,200円、タイ南部産サトー豆を使ったレッドカレーだ。
サトー豆を使った料理を出す店は都内にはなかなかないそうだ。
鶏肉や海老が具として認められ、辛さはほどほどながら塩気がかなり強かった。
ご飯なしで食べたからそう感じたのかもしれない。

ピッキーヌ
〆はもちろんカオ・マン・ガイ800円。
ゲーンジュー、いわゆるタイ風澄ましスープがつく。

ピッキーヌ
ご飯はジャポニカ米だが、しっかりと鶏出汁色がついて食感は悪くない。
ナムチムは一般的なタオチオ(タイ豆味噌)ベースの味わいでなく、
シーユーダム(タイ黒醤油)ベースのようで、若干甘めの味つけとなっている。

ピッキーヌ
ワインのデカンタを3本飲んで、会計は二人で7,200円。
メニュー価格は税込で、お通しもサービス料もなく明朗会計だった。
狭くて居心地は悪かったが料理はいずれもまずまず美味かった。
20年前に来ていたら都内ナンバーワンと思ったのだろう。
目黒のメコン川、渋谷のパタヤ、大崎のペチャラット、吉祥寺のスコータイなど、
当時通ったタイ料理店が懐かしくなった。

ピッキーヌタイ料理 / 阿佐ケ谷駅南阿佐ケ谷駅

夜総合点★★★☆☆ 3.3

posted by こここ at 22:00| Comment(0) | 杉並区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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