8月もあと一週間足らずで終わろうとしている。
海も山も行っていないし花火大会も中止になった。
クソ暑い中、私も妻もずっと働いていた。
8月最後の土曜日はBistro-SHIN 2で夏を名残惜しむわけである。
予約の17時半に行くと、おかみさんの笑顔に迎えられ、いつも通り奥の椅子席へ。
座るや否や、壁一面に貼られたメニューを見回し新メニューを探す。
夏食材が並ぶ中、新さんまの料理が出ていて、夏の終わりに寂しさを感じたりする。
今日のドリンクはセラボロ、豪州シラーズの赤スパークリングだ。
お通しはスナップエンドウと糸瓜のサラダが出る。
さて、この日の一品目は桃、マンゴーとスイカのクレソンサラダ850円+税である。
妻の要望で注文したチャレンジングな品だ。
「あのぉー、オレ、食うところ、クレソンしかないんだけど・・・」
「そお?・・・果物も食べたら?」
マンゴーとかスイカなんて食べたの、10年ぶりくらいかもしれない。
二品目も妻の要望にて注文の自家製白レバーのパテ550円+税である。
妻はここのところ、鶏白レバーにハマりっぱなしだ。
三品目は穴子、オクラ、茄子のフリッと850円+税、夏食材満載の品だ。
自家製のタルタルソースがつくも、何もつけなくても十分美味い。
ここでカベルネソーヴィニヨン・メゾンリヴィエールをグラスで注文。
本来なら肉モノを注文すべきところだが、二人ともお腹いっぱいで〆へ。
夏っぽい、という根拠だけで注文した海老めし1,450円+税が出てくる。
パエリアをイメージさせる鉄鍋リゾットで、注文したのは1年ぶりくらいだが、
以前よりも海老の量がパワーアップしているように思える。
肉モノを注文しなかったので、久しぶりに二人で1万円を切る会計に。
帰り際にふと気づいたのだが、
テーブルにワインのボトルとグラスの模様の彫り跡がある。
おかみさんによると、開店の時に大工さんが気を利かせて彫ってくれたのだという。
約1か月後に来るときは、メニューがガラッと秋色に変わっているのだろう。
とても楽しみだ。
Bistro-SHIN 2 (ビストロ / 目黒駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5