武蔵野館あたりで映画を見た後に中村屋でカレーを食べる。
かつての休日の新宿での定番とも言える過ごし方だった。
新宿中村屋ビルが2011年に全面改装に入り、
三年前に新装オープンした後は、何故かこのビルを利用することはなかった。
さて、旧友Kさん、Mさんとの恒例の飲み会の今回の舞台は、
その新宿中村屋ビル7階のアジアンダイニング「RAMBUTAN」である。
南国のカフェ風の内装の店内は広く、全145席と収容力がある。
早い時期に予約したせいか、ラグジュアリーなソファー席に導かれる。
客層は圧倒的に女性比率が高く、おっさん客は我々だけだ。
こころなしかKさんもMさんも表情が硬い。(俺もか・・・)
まずはアサヒスーパードライ生680円+税で乾杯だ。
お通しはミニカップのトムヤムクン、お通し代は300円+税/人。
トムヤムクンは成分が薄かった分海老の味を強く感じた。
さて本日注文した料理は以下の通り。
ヤムウンセン(春雨サラダ)680円+税、平打ちのような春雨が特徴。
「とても辛くして」と頼んだが、あまり辛くなかった。
パクチーの海鮮チヂミ690円+税、黒酢ダレとチリオイルがつく。
外側カリッと中はモチっと、なかなか上手く作られていると思った。
イベリコ豚の焼ギョーザ180円+税×3個、ポルチーニ茸の焼ギョーザ180円+税×3個
ポルチーニ餃子はトリュフ塩で、イベリコ餃子は醤油ダレで食べる。
エビとツブ貝のアヒージョ780円+税、バゲット100円+税×3
みじん切りガーリック入りチリオイルにエビ、ツブ貝、ブロッコリーが入る。
モッツァレラチーズとパクチーのロールローストビーフ1,280円+税
激辛!パクチー麻婆豆腐890円+税
まったく辛くないばかりか、成分が薄く感じた。
焼きトマトのカオマンガイ940円+税、フライドオニオンが添えられる。
ナムチムは爽やかな酸味と辛味で、タオチオ(タイ豆味噌)は効いていない。
牛スジ煮込みのタイ風ピリ辛焼きそば940円+税
「とても辛くして」と頼んだが、あまり辛くなかった。
バミー(中華麺)ではなくママー(即席麺)使用ではないかと思った。
3,800円+税のボトルワインを赤白一本ずつ注文して、会計は三人で20,304円。
とにかく女子会を想定した店づくりになっているのだと思う。
ディテールはめちゃくちゃ、ポーション小さく味も辛味も薄め。
パクチーをどっさり盛れば女の子が寄ってくるという安易な発想か。
本格派のタイ料理を食べたいという向きは避けるのが無難だ。
私は安易な発想で若い女の子と二人でまた来てみたいと思った。
RAMBUTAN (タイ料理 / 新宿三丁目駅、新宿駅、新宿西口駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.1