タモリ倶楽部の空耳アワーに登場することで有名な「盛運亭」。
インターネット普及以前、今から30年くらい前から、
ぴあMAPグルメなどのグルメ雑誌に紹介される人気店だった。
うだるような暑さの平日14時、念願の初訪問である。
店は35周年のようだ。
タモリ倶楽部から送られた花が店頭に飾られている。
全15席の店内に先客は男性サラリーマン二人組客のみ。
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壁に貼られているメニューを見る。
かねてより食べたかったのは醤油チャーシューメンなのだが、
今日の気候で温かい汁麺を食べる気持ちにはなれない。
豚生姜焼定食880円と餃子500円を注文する。
店は主人と思われる年配男性を含め、三人の男性で切り盛りされる。
卓上には醤油、酢、辣油、胡椒、一味唐辛子に加え、
瀬戸風味なるごはん用ふりかけが置かれる。
ご飯をたくさん食べてしまわないか心配になる。
注文の6分後に大根の漬物が出てくる。
その3分後、注文から9分後に餃子と定食がほぼ同時に出来上がる。
もやしがたっぷり入ったラーメンスープがつく。
ご飯はあらかじめ少なめに頼んである。
豚生姜焼は豚小間肉と玉ねぎがしょうがダレで炒められている。
タレは甘みがほとんどなく、生姜の利きがいい。
キムチ味のもやしが付け合せで付いている。
脂身豊富な片が少なかったのが残念だった。
餃子は小ぶりなもの6個、皿に並ぶ。
しっかりとニンニクが効いてまずまず美味かった。
ご飯に瀬戸風味ふりかけをかけて食べた。
でも思い切りご飯をかき込むことはできなかった。
ダイエットに付随する強迫観念は恐ろしい。
やはり醤油チャーシューメンを食べてみたい。
その後で味噌バターチャーシューメンも食べてみたい。
やっぱりラーメンの店なんだと思う。
昼総合点★★★☆☆ 3.1