やはり夏の最も暑い時季にはタイ料理を食べなければならない。
もちろんとっても辛ぁ〜いやつを。
ランチでパッキーマオ(激辛米太麺炒め)を出す店が赤羽にあると聞き、
今日は思い切って遠征して、その「クルア チョントーン」に行く。
開店は午前11時と聞いていて、ちょうどその時間に店に着いたのだが、
実際は11時半開店で、炎天下に近隣を散歩して時間をつぶす。
11時25分頃に再び店に行くと、開店前だったが店内に入れてもらえた。
ランチメニューは定番の7品と曜日替りの品がある。
また、ランチタイムでもグランドメニューから注文できる。
(全て画像クリックで大きくなります。)
グランドメニューは以上の通り。
ランチパッキーマオ880円とラープガイ680円を注文する。
すると厨房の小窓から調理人らしきタイ人女性が顔を出し、
「ラープガイは辛いのダイジョウブ?」と聞かれる。
もちろん「大丈夫」と応じる。
ランチメニューには取り放題のサラダ(生野菜)とスープがつく。
ラープガイを注文しているからサラダは取らない。
スープはゲーンジュウと言ったら聞こえがいいが、
極めて旨味の薄い鶏出汁スープにコショウがたっぷり入ったものだ。
注文から10分でまずラープガイ680円が出てくる。
メニューでは“東北の鳥挽き肉の辛いサラダ”と表記されている。
バイホーラパー(スイートバジルの葉)がのせられている。
カオクワ(炒った米を砕いた粉)がしっかり入っていて、
これに胡麻も加わっている。
ホムデン(タイ紫玉ねぎ)でなく普通の日本の玉ねぎが使われている。
添えられたキャベツに鳥挽き肉などをのせて食べる。
辛さはまずまず。
ちょっとサラネー(ミント)の効きが乏しいかな・・・
ラープガイの2分後にパッキーマオが出来上がってくる。
やはりこの品にもバイホーラパーが上にのせられている。
茹でただけのもやしがたっぷり添えられるのが特徴か。
もやしを除けばボリュームはあまりない。
具は他に小さな鶏肉片とパプリカのみ、とかなりシンプル。
パッキーマオにはてっきり豚肉が入ると思いラープガイを頼んだのだが・・・
麺は乾麺と思われ、かなり軟らかく茹でられているため、
箸で持ち上げようとするとブツッと切れてしまう。
辛さが足りないので、卓上のクルアンプルーンから、
プリックポン(粉唐辛子)とナムプラー(魚醤)を加える。
3人ほどいた店員はすべてタイ人と思われ、とても感じのいい人たちだった。
グランドメニューにマニア、通向けの品があるわけでもないので、
あらためて夜に1時間もかけて遠征して来ようとは思わないが、
仮に家の近所にあったらたまに来てもいい、と思わさせられる店だった。
美味い生麺パッキーマオを食べたい。
クルア チョントーン (タイ料理 / 赤羽駅、赤羽岩淵駅、志茂駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3