2019年01月24日

カレーハウス ブータン(茅ヶ崎)…昔、こういうのを美味いカレーだと思っていた

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今日の午後は久々に茅ヶ崎で仕事があり、昼前に駅北口に降り立つ。
気乗りのしない重たい仕事が控えていて、久々の茅ヶ崎にも心躍らない。
だからランチは店を検索したり悩んだりする気にもならず、
駅から徒歩1分のカレースタンド「ブータン」に行くことにする。

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午前11時20分頃に入店し、すぐ左脇にある券売機の前に立つ。
どういうものなのかよく分からずにスペシャルカツカレー880円を、
そしてルーだけ大盛にしてもらおうと大盛150円の食券を買い、店員に渡すと、
「スペシャルはそもそも大盛なので更に大盛だと凄い量になっちゃいます。」
とのことで、大盛は却下し150円を返金してくれた。
また辛口は無料ながら食券を出す必要があると店員に言われ、その通りにする。

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カウンターのみ全10席の店内に先客は老紳士一人のみ。
店は年配男性二人で切り盛りされ、内観は年季を感じる。
後で調べると、この地で40年以上も営まれているのだそうだ。

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注文してすぐにコールスロー的なミニサラダと水が出された。

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厨房を見ると、カレーが備蓄される容器が4つある。
作業を見ていて、辛口のための特別な調理を行っていなかったので、
この4つの内のいずれかのカレーが辛口のようだ。
客に出す直前にカイエンペッパーなどで辛味をつけるよりは、
あらかじめ辛口に作られている方が辛味が馴染んで、いいに決まっている。

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注文から6分ほどで出来上がってくる。
この6分のほとんどはカツを揚げるために要した時間だったようだ。
スペシャルカツカレーはカツが二枚のり全体のボリュームが多くなる。
但し、あらかじめご飯は少なめにしてもらっている。

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具がワカメだけの味噌汁がつく。

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カツは肉の厚みが5o、肉だけで50〜60g程度のボリュームだから、
ダブルでもそれほど多くは感じない。
古来のカレースタンドのカツはみんなこんな感じだった。

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卓上の福神漬とらっきょうをのせて食べる。
ややモッタリめのカレーは昔ながらのスタンドカレーの味わいだ。
甘さ、塩っぱさ、辛さが丸められて調和し、それぞれが主張しない。
特別なことはせず、ひたすら煮込んでいるのだと思う。
学生の頃食堂やスタンドでこんなカレーに出会うと、
「美味い、美味い」って言って食べていたような気がする。
因みに辛さはCoco壱番屋換算で2と3の間くらい。

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カツは肉が硬くて噛み切れずにコロモから脱出してしまうのだが、
そのチープさに怒りを感じないのは、カレーが何とも味わい深いからだ。

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昔はいい駅前カレースタンドがたくさんあったが、だいぶ減った。
広域カレーチェーン店の存在はもちろん一つの要因だろうが、
スパイスカレー全盛で世間のカレーに対する嗜好が変わったこともあるだろう。
日式町中華のしっとりチャーハン、純喫茶のケチャップナポリタンなどと共に、
スタンドカレーも日本の大衆食文化の一片としていつまでも残ってほしい、
と心から思うのである。

ブータンカレーライス / 茅ケ崎駅

昼総合点★★★☆☆ 3.8

posted by こここ at 14:06| Comment(0) | 神奈川県 その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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