2019年03月20日

肥後一文字や(神保町)…豚肉の天ぷらを食べられる貴重な路麺店

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子供の頃、実家では夕飯が天ぷらのとき、必ず豚肉の天ぷらが出た。
でも当時から、豚肉は一般的な天ぷらダネではないと薄々気づいていた。
私にとって郷愁の品だ。
神保町の「肥後一文字や」という路麺店に豚肉の天ぷらがあると知り、
平日の昼に行ってみる。

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地下鉄小川町駅から靖国通りを歩いて錦華通りに入り、
丸香の行列を横目に見つつ、水道橋方面に進む。

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(画像クリックで大きくなります。)
12時半過ぎに店に着き、店頭のメニューを確認した後、店内へ。

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(画像クリックで大きくなります。)
入ってすぐ左手の券売機の前に立つ。

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店内を見回すと券売機にない単品天ぷらのメニューがあり、
それらは現金払いで注文できることが分かり、安心する。
豚天そば360円の食券を買って注文カウンターに出し、
加えて豚天100円原木しいたけ140円を口頭で注文し、お金を置く。

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ランチのピークタイムながら客は7〜8人程度で、すべて男性一人客だ。
空きスペースも十分あり、それほど混雑している感じではない。
このあたりには人気飲食店が何店もあるので、
この時間でも客が分散してあまり混まないのかもしれない。

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5分ほど待って店主らしき年配男性に番号を呼ばれ、カウンターに行く。
「豚天は2枚のせればいいんですか?」
「はい。」
「しいたけも1枚おまけしておきます。」
よく分からないけれどラッキーだった。

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豚天ダブル+原木しいたけ天そばが出来上がる。
ねぎやわかめはセルフでなく入った状態で渡される。
5分ほどの待ち時間はほぼそのまま生そばの茹で時間である。

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そのそばは見た目にそば粉の比率が少なそうで、
食べてみると細くて歯応えがいい。
出汁ツユは見た目の色の濃さほどの重厚感はなく、やや甘めで、
かつお節の出汁の味がしっかりとするタイプだ。

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原木しいたけは身厚で香りがあり、一つはツユにちょっとだけつけて、
もう一つはどっぷりと浸してから食べたが、いずれも美味かった。

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さて、わかめやネギを脇によけ、豚天を表面に出す。
ロース肉のようで、薄切りだがぴらぴらでなく適度な厚みがある。
まさしく私が想い描いていた、そして望んでいたフォルムである。

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しいたけと同様、一枚はあまりツユに浸さずに食べる。
美味い。
甘いツユは豚天との相性を想定して作られているのはたぶん間違いない。
もう一枚をしっかり浸してから食べるが、
コロモがべちゃっとなって剥がれかけた豚天も美味い。

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汁を吸って豚肉から剥がれたコロモとそばを一緒に食べると、
これまた何とも言えぬ味わいだ。

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都内で豚肉の天ぷらを食べられる路麺店は私が知る限り、他にいわもとQ
新宿駅地下街の布屋太兵衛くらいだから、貴重な存在だ。
この店のそばは冷やしも合いそうなので、温かい時期になったらまた来て、
もりそばに豚天、穴子天追加を注文したい。

肥後一文字や立ち食いそば / 神保町駅御茶ノ水駅水道橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.7

posted by こここ at 15:00| Comment(0) | 千代田区 神田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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