朝から都内を電車で移動し続け、夕方にみなとみらい駅に降り立つ。
夜の業務まで少々時間があるので、ここで遅い昼食をとることにする。
といっても時間が時間だけに中休みをとっている飲食店が多く、
営業している店を調べ、ランドマークプラザの「ティーヌン」に行く。
16時50分頃の入店で全32席の店内にもちろん先客はなし。
だいたいランドマークプラザ地下2階にまったく人通りがない。
チープなテーブルとイスが並ぶ屋台的内観は系列他店舗と同様だ。
因みに私にとってティーヌンは幕張店に行って以来約4年ぶりとなる。
四人用テーブル席に座りメニューを見る。
ランチタイム中はランチメニューからしか注文ができないが、
ランチタイムは16時に終わっているので、
グランドメニューからすべての品を注文することができる。
まずは辛口太麺焼きビーフン862円+税、パッキーマオを注文する。
「通常より辛くしてほしい」と頼むと、
「デフォルトでかなり辛いので止めておいた方がいいですよ。」
と日本人らしき男性店員から言われ、従うことにする。
更にフレッシュハーブのパクチーサラダ695円+税を追加注文する。
経営学上のチェーン店要件は同一業態を11店舗以上展開することなので、
首都圏でタイ料理チェーンは当店を含むSPICE ROAD系列と
クルン・サイアム、オールドタイランド等のSSC系列の二系統となる。
私はSSC系はメニューの構成や料理の味が正直言ってあまり好みでなく、
ホスピタリティにやや問題があるもののティーヌン系の方が好きだ。
他にグループ店としてはチャオタイ、サイアム・セラドン系などがある。
注文から6分ほどでフレッシュハーブのパクチーサラダが出て来る。
鶏挽肉、プチトマトやホムデン、ねぎを酸味のソースで和えたものが、
たっぷりのパクチーの上にのる。
いわゆるヤム系のサラダ料理で、辛味はほとんどなく、
クルアンプルーンのプリックポンやナムプラープリックを加えて食べる。
その4分後にパッキーマオが出来上がってくる。
見た目になかなかのボリュームに見える。
乾麺のセンヤイは深い飴色に色づいている。
具は薄切り豚肉にパプリカ、キャベツ、ニンジン、カリフラワー、
フクロダケ、タケノコ、そしてガパオが認められる。
つまり、パッキーマオ・センヤイ・ムーということになる。
私がもっとも好きなパッキーマオの具のパターンだ。
食べる。
美味い。
シーユーダムの甘味にほどよい辛味が加わる。
辛味はもうちょっと強くてもいいかも、と思った。
かなりニンニクが利いていて、この後の業務にはマスクが不可欠になった。
しばらくして、サービスのゲーン・ジュウが出された。
ティーヌンでパッキーマオを食べたのは恐らく初めてだ。
私はタイ料理グループ店ではチャオタイのパッキーマオが好みだが、
それに匹敵する味わいだった。
今夏は梅雨が明けて暑くなったら、タイ料理をガンガン食べたい、
という気持ちになってきた。
ティーヌン 横浜ランドマークプラザ店 (タイ料理 / みなとみらい駅、桜木町駅、馬車道駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5