2019年08月31日

AJANTA(麹町)…さすが老舗のスパイスマジック

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三十数年前、まだ大学生の時、先輩に連れられて「AJANTA」に行った。
これが私にとって、本格インド料理初体験だった。
ナンをちぎってカレーをつけて食べることは刺激的で胸が躍った。
もちろん、その頃は北インド料理も南インド料理もよく分からなかった。
土曜の夕方、十年以上ぶりにその老舗南インド料理店「AJANTA」に行く。

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予約の17時半に店の前で妻と待ち合わせ、入店して二階フロアに上がる。
店員に名前を告げると、窓際の一番奥の四人用テーブル席に案内される。
全41席のフロアに先客は4人ほどだったが、この後徐々に客が増え、
18時半頃には6割ほどの席がうまった。

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まずはドリンクを選ぶ。

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選んだのはGLOVERのラ・レゼルヴというインドの赤ワインで、
カベルネソーヴィニヨンとシラーズのフルボディ。
色々なインド料理店で何度も飲んでいて、飲みごたえがあり、
値段の割に馬鹿に出来ないワインであることをよく知っている。

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フードメニューを見る。
特徴的なのはカレー類がつまみ類と混在して表記されていることだ。
例えば南インドの肉料理の項に肉類のつまみと肉系カレーが並ぶ。
日本人には分かりづらいが、インドでは当然のことなのだろう。

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ワインの後に無料のマンゴチャトニーと玉ねぎのアチャールが出る。
この店の玉ねぎのアチャールはしっかり辛くてとても美味いのだ。

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この日の料理一品目はカチュンバ324円が出て来る。
粗千切りのきゅうり、紫玉ねぎ、トマトがスパイスでマリネされている。

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これに玉ねぎのアチャールをたっぷり混ぜると、爆発的に美味くなる。

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二品目はラッサムスープ432円、南インドの定番のスープだ。
ニンニクとトマトの辛いコンソメ、とメニューでは説明されている。
確かに強烈に辛いが、タマリンドの酸味でさっぱりと飲める。
こんな美味いスープ、滅多に出会えないんじゃないかと思うほど美味い。

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続いて三品目は件の南インドの肉の料理の項から、つまみ系の品として、
チキンペッパーフライinマドラス972円を選択した。

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ブラックペッパー主体のスパイスから作られたグレイビーで
鶏肉が炒め煮された料理だ。
鶏肉が薄くて柔らかいコロモをまとったような食感になっている。

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さてカレーだ。
まずはこの店に来たら絶対にはずせないキーママター1,620円
鶏挽肉が使われ、一般的なキーマカレーと違いドライタイプなのが特徴だ。

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カレー二品目はミーンクザンブ1,620円、南インドの魚カレーだ。
タマリンドやトマトの酸味が主体で複雑なスパイス感がある一品。
マスタードシードのツブツブが南インドを感じさせる。

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南インド料理に合わせ、主食はナンではなくご飯ものを選ぶ。
注文はヤサイプラーウ(ライタ付)1,512円、野菜焼き飯と説明される。

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プラーウは本来はスパイスで煮込んだ炊き込みご飯で、焼き飯ではない。
しかしメニューに焼き飯と書かれているから、この店ではそうなのかも。
ビリヤニのようにグレイビーとともに炊き込まれているのではないので、
一般にはプラーウにカレーをかけて食べるのもアリ、とされる。

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だから二種のカレーとプラーウをあわせて食べた。
キーママターにもプラーウにもカルダモンの強い利きを感じた。
私はカルダモンが利いたカレーが宗教的な感じがして大好きだ。

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この日の会計は二人で10,044円、
注文した品の料金を純粋に足しただけの明朗会計だ。
私は若い頃にこの店でナンやタンドーリチキンを初体験したので、
長らく北インド料理の店だと思い込んでいた。
しかし、あらためて来て、質の高い南インド料理を出す店だと知った。
しばらく沈静化していた南インド料理への思いに火をつけられた気がする。
安っぽい文句で気が引けるが、さすが老舗と言っておきたい。

アジャンタインドカレー / 麹町駅半蔵門駅四ツ谷駅

夜総合点★★★★ 4.0

posted by こここ at 22:00| Comment(0) | 千代田区 その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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