「MAJICURRY2号店」が赤坂にできたと聞いたのはつい最近のこと。
神保町の1号店には1年半ほど前に行っていて、味はまずまず美味く、
トッピングや辛さなどのカスタマイズ度が高く、いい店だと思った。
だから、昼に赤坂見附駅近くで用事があったこの日、用事を済ませた後、
店に行ってみたのである。
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店頭のメニューを見ると、神保町で食べたダブル豚カツカレーがない。
まあ、豚カツカレーにもう一枚カツをトッピングすればいいか、と入店する。
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入口を入ってすぐ右手にある券売機の前に立つ。
トッピングこだわり豚カツは350円、豚カツカレーにのせたら1,330円。
1号店のダブル豚カツカレーは1,100円だったから、かなり割高に感じる。
赤坂は地価が高いからなのか、とも思ったが、
後で調べれば、1号店も同様のメニュー構成、価格に改定されているようだ。
なんとなく気分をそがれた気がして、ダブルカツカレーは止め、
こだわり野菜&豚カツカレー1,250円、ルー1.5倍160円、
そして1号店では激辛がやや物足りなかったので炎辛300円の食券を買う。
14時半の入店で、カウンターのみ全15席程度の店内に先客は女性一人。
それ以外に一番奥の席で休憩中の店員が食事をとっていた。
その休憩中の店員も含め、店は4人の若い店員で切り盛りされている。
作業を見ていると、トッピング用ハンバーグは既製の冷凍もののようだが、
女性店員がとんかつ用ロース肉のスジ切りをしていたので、
豚カツは店舗ごとの自家製なのだと思う。
卓上には“味のスパイス”、“香りのスパイス”、“神福漬け”が置かれる。
注文から8分ほどで出来上がってくる。
かなり大きな平皿に入り、ボリュームは多い。
こだわり野菜はナス、ズッキーニ、パプリカ、オクラだ。
茹でられた後に仕上がり直前にカレーソースに加えられていた。
カツは肉の厚みが最大1p程度で肉だけで110〜120g程度の量だ。
1号店で食べた時よりほんの少々、肉のサイズが増えているように感じる。
だからダブル豚カツカレーをやめ、単品カツの値段を上げたのだろうか。
食べる。
カレーは少々粘度があり、適度にご飯にからむ。
以前よりもカルダモン、クミン、クローヴのスパイス感をほのかに感じる。
本格感が増し、味わい深くなっている。
茹で野菜やカツともよく調和している。
よくできたカツマサラだ。
但し、炎辛はちょっとやりすぎだった。
全身の血流が早くなるのを感じ、呼吸も荒くなる中、必死に食べた。
甘ったるい神福漬けがオアシスになり、とてもありがたかった。
CPは少々悪くなったが、味はブラッシュアップされた。
2,000円近くかかってしまうが、次はやはりダブルカツカレーを食べたい。
ルー1.5倍に激辛で。
マジカレー 赤坂見附店 (カレーライス / 赤坂見附駅、永田町駅、赤坂駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6