2020年01月31日

華吉(中野坂上)…みんな椎茸を食べている

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独特な品を売りにする町中華の人気店にはいつも惹かれる。
ウィットを感じさせる独創性に心を奪われるのだ。
そして最近あるサイトで、独特な椎茸焼きそばの画像にロックオンされる。
この日、期待に胸を躍らせつつ、中野坂上の人気町中華店「華吉」に行く。

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駅直結の複合ビル地下1階の店に行くと、店頭に5人の待ち客がいる。
その列の後ろにつくのとほぼ同時、午前11時を1分過ぎた頃に開店となる。

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入店してすぐ、席につく前に女性店員に「椎茸焼きそば大盛」と注文する。
正式メニュー名は椎茸うま煮炒麺990円大盛り110円である。
他の常連風の数人の客もメニューを見ずに注文している。

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店内はテーブル席のみ全22席と小さく、4人用テーブル席に導かれる。
すぐに若い男性サラリーマン一人客が入店してきて相席となる。
昼は一人客は相席が必須と思っていた方がいいだろう。

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10分もすると意図的に客を入れないようにしている4人用一卓を除き、
ほぼ満席となる。
客層は男性サラリーマンが主だが、OL風女性一人客も二人ほどいる。
なんとこのとき椎茸焼きそば、椎茸そば(汁そば)、椎茸かたやき
以外の注文をする客は皆無であり、
週替わりランチ定食はおろか、餃子など点心の注文すらなかった。

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椎茸そばが三人の客に出された後、注文から7分で焼きそばが出てくる。
出てきた瞬間のけぞるほどのボリュームだ。

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具は椎茸のほかに薄切り豚小間肉、青菜(たぶんター菜)、タケノコ。
麺を大盛にしたせいか、具が麺を覆いつくす感じにはなっていない。

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まずはやはり椎茸から食べてみる。
肉厚で心地よい歯応えのいい食感だ。

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麺はかん水少なめの縮れ細麺で、部分的に焼き目がついている。
美味い麺だが、もうちょっとしっかり焼き目をつけてほしいと思った。
また、あんの味は塩味も旨味成分も薄めで、パンチに乏しい印象だった。
それがむしろ中年以上のサラリーマンやOLにウケている理由かもしれない。

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“椎茸は食物繊維や栄養素が豊富で糖質も脂質もないからいいんだよなあ”
なんて思いながらむしゃむしゃ食べていると、隣席の年配カップルが、
「これだけ椎茸食べたらさすがに飽きてくるよね」・・・
言われてみれば、なんとなく気持ちは分かる。
美味いけれど、この焼きそばをもう一度食べに来たいかと問われれば・・・

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ともかく肉厚椎茸満載の麺料理はこの店を人気店にしている。
味は大事だが、それより極端な見映えがもっと大事なのかもしれない。
生駒も安ざわ食堂も、結局味よりも見た目の魅力、価値が高かった。
見た目に惹かれて食べに行って味は期待外れ、という経験は数知れない。
いつしか織り込み済みになったこの感覚は、グルメSNS浸透と無縁ではない。

華吉広東料理 / 中野坂上駅西新宿五丁目駅中野新橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3


posted by こここ at 14:00| Comment(0) | 中野区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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