2020年02月07日

オカムロ(森ノ宮)…消えてなくなりたくなるときはこんな店がいい

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何もかもうまくいかないから精神が不調だ。
やらなければいけないことはたくさんあるが、何もしたくない。
通り沿いに角打ちを見つけ、思わず入店する。

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13時過ぎ、先客は年配男性二人。
実は角打ちに入るのは初めてでしきたりが分からない。
カウンター内で調理している男性店員に飲み物の注文の仕方を聞くと、
「欲しいものを言ってくれれば出します。」

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ビールのような明るい酒を飲む気分じゃないので角ハイボールを注文する。
冷えた350ml缶がコップと一緒に出される。
何も食べたくなかったが、食べ物を何も頼まないのは悪いと思い、
くじらのベーコン250円を注文する。

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今から37、8年前、初めて居酒屋で酒を飲むようになった頃、
つまみのメニューで最も安い品はたいていくじらのベーコンだった。
渋谷の井の頭線のガード下の低級居酒屋なんかで、
焼鳥一本と同じくらい、80円くらいだったと思う。
その後、商業捕鯨が出来なくなって、くじらのベーコンは高級品になった。
でも味は変わらない。
商業捕鯨が再開と言うが、調査捕鯨時代より日本が捕獲する量は減る。
絶滅しそうにない種類の鯨だけを領海、排他的経済水域で獲るのだ。
でも、鯨の種類で肉の味は変わるのだろうか。
たぶん変わるのだろう。
地球上最大生物である絶滅危惧種シロナガスクジラが一番美味いらしい。
やはり絶滅危機にあるナガスクジラもきっと美味いのだろう。
これらは調査捕鯨時代は獲れたが、IWCを脱退したからもう獲れない。
バンバン獲っているアイスランドから輸入するしかない。
増えていると言われるイワシクジラやミンククジラも美味いとされる。
でもこれらを並べて食べ比べないと味の違いは分からないだろう。
マッコウクジラやザトウクジラはどうなんだろう。
そんなことを思いながら、くじらのベーコンを一枚食べる。
生臭くてちっとも美味くないので芥子をたっぷりつける。

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熱燗を注文するとジャーポットからグラスに注がれる。
飲んでみると、ものすごく美味くない。
目がやられるんじゃないか、と思いながら頑張って飲む。

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目の前で煮込まれるおでんから漂う匂いが酒を進ませる。
でもそのおでんを食べたいとは思わない。

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店の女性からは心なしか目でなじられているように感じる。
いや、もちろん感じるだけだ。
こっちが病んでいるだけだ。
そもそも病んでなければこんな時間にこんな店に来ない。

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約一時間の滞在で料金は800円ほど。
精神はより陰鬱になった。
“だめだ、こんなところでこんな酒を飲んでちゃ”、と思った。
さっさと帰って、メルローやマルベックなんかの樽が効いた赤ワインとか、
山形や福島のすっきりとした純米酒のような、そういう明るい酒を飲もう。

岡室商店立ち飲み居酒屋・バー / 森ノ宮駅大阪城公園駅玉造駅(大阪メトロ)

昼総合点★★☆☆☆ 2.8


ラベル:角打ち
posted by こここ at 16:00| Comment(0) | 都外(神奈川県以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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