2020年03月21日

とんかつ 喝(金町)…黄金色の美しいかつに再会をしに

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相変わらずの代理業務で休日出勤の土曜日の朝は千代田線で亀有へ。
事前に首都圏鉄道路線図を見ると、なんと隣に金町駅があるではないか。
昼飯は久々の「とんかつ 喝」に決まりだ。

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午前11時ちょうどに着くとすでに開店していて、
「お好きな席にどうぞ」の女性店員の声に従い二人用テーブル席につく。

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(画像クリックで大きくなります。)
グランドメニュー

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日替わりメニュー

メニューを見る。
やはりこの店に来たらリブサイドのかつを食べたい。
選択肢はいも豚、岩中豚、そして鹿児島県産黒豚の三つだ。
せっかくだから最高値の黒豚ロースかつリブサイド(230g)3,650円+税に、
ごはんセット570円+税激辛辛ぇ〜ちょびっと240円+税を注文する。

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この店に初めて来た2008年にはすでにメニューに“リブサイド”があった。
いわゆるロース肉の内の肩に近い脂身がサシのように入った部位だ。
この部位を今ではリブロースと称して出すとんかつ屋が多いが、
リブロースは本来は牛肉に使われる呼称だ。
檍や丸山吉平、豚組がリブロースと称した商品を出すより何年も前から、
この店ではリブサイドを出していた。

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注文後すぐに枝豆が出される。
卓上にはとんかつソース、ドレッシング、ローズソルトが置かれる。

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注文から26分後にごはんセットにつく白しょうゆと大根おろし、
そして小さなおろし金と生姜の塊が出てくる。

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注文から39分後にちょびっとカレーが小さなコーヒーカップで出され、

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その2分後にとんかつやごはん、赤出汁が出され、注文の品が揃う。
とんかつ皿には千切りキャベツは盛られず、フリルレタス、レタス、豆苗、
もやし、ベビーリーフ、ラディッキオ、パプリカなどの野菜が盛られる。

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美しいとんかつだ。
剥製にして家に飾っておきたいくらいだ。
恐らく110度くらいで揚げられていると思う。
この温度で揚げている店は世に成蔵とん太本家ぽん多くらいではないか。
今はなき双葉でももうちょっと高い温度で揚げていたと思う。
この店自体も、かつてはもう少々高い温度で揚げていたのではないだろうか。
親筋のかつ吉は今や130〜140度くらいの中温揚げ店になってしまった。

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低温揚げだったら何でもいいというわけではない。
技術がなければやまぶきのように酷いかつになる。

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食べる。
肉の厚みは最大2.5p、肉だけで表示通り230gは間違いなくある。
断面を見ると脂身が赤身に食い込み、キラキラと光っている。

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美味い。
さすが黒豚というほかない。
赤身はいやらしくない程度の旨味があり、軟らかく、心地いい弾力がある。
純粋バークシャーというだけでない肉質を感じる。

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脂身も悶絶ものの甘さ、美味さ。
融点が低く、食感の印象を残さずに口の中から静かに溶けていく感じだ。

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ソース+和芥子(頼まないと出てこない)でも食べたが、
やはり白しょうゆと大根おろし、生姜おろしの方が美味かった。
それほど強い味を加えるべきかつではないと思い、塩では食べなかった。

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もちろん、〆は茶碗カツカレーだ。
カレーはかなり辛いが、以前よりも辛くなくなったような気もする。
豚肉片と玉ねぎが具として入り、辛さが弱まった分、コクを感じる。
硬めに炊かれたごはんもよく、極上茶碗カツカレーと言いたい。

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会計は4,906円、とんかつ屋で払う金額じゃない。
230gのリブサイドは極上の味だったが、正直、食べ切るのに苦労した。
もう若くない。
200gを超える脂身たっぷりのかつはきついし、
本来は昼飯にこんなお金を払える身分ではない。
大満足しつつ、「もう来ることはないのかな」という裏腹の感情を抱く、
複雑な訪問となったのである。

とんかつ / 金町駅京成金町駅


昼総合点★★★★ 4.2


posted by こここ at 14:00| Comment(0) | 葛飾区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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