「もうトイレットペーパーが6ロールしかないの」
朝、妻にそう言われ、仕事をサボって近隣のドラッグストアを練り歩く。
マスクは洗えば何度か使えるが、トイレットペーパーはそうはいかない。
二駅先まで歩いてなんとか16ロールほど調達し、家に届けて仕事に出る。
夕方、仕事帰りに妻と待ち合わせ、久々に「うち田」に行く。
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予約の17時半に店に行くと、既にカウンター席に先客が一人いる。
いつも通り、女性店員に奥の簡易テーブル席に座るよう指示される。
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メニューは改訂され、一部の品は10〜30円ほど値上げされている。
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飲み物はいきなり日本酒でいこうという話になる。
時節柄、普段より用意される日本酒の種類は少ない。
私はまつもと五百万石700円を、妻は百楽門650円を選ぶ。
両方ともすっきりと飲みやすいのにとても味わい深い純米酒だった。
お通しはがんも煮、この店のお通しで一番好きな品だ。
焼鳥一品目はいつも通りささみワサビ230円。
箸休めの青とうがらし醤油漬300円。
厚揚げ焼ハーフサイズ280円
ねぎま230円×2本、鉄板の美味さ。
つくね230円×2本、もちろん塩で。
ねっく240円×2本
皮180円
手羽中240円
ヤゲンなんこつ240円
〆は必殺魚肉ソーセージ200円、胡椒マヨネーズ付き。
途中、私はくどき上手950円を、妻は百楽門650円を追加。
焼鳥には絶対に純米酒が一番合うと思う。
来たのは12月初旬以来だから4ヶ月ぶりくらい。
ずっと来たいと思っていたから、いつもより多めに食べてしまった。
本日のMVPはヤゲンかなあ。
骨ぎわの肉は美味い、って慣用句があるけれど、
これを食べると本当にうなづける。
この日の会計は二人で6,770円。
注文したものの合計が5,980円。
差額の790円はお通しや席料、サービス料なのだろうか。
ケチ臭いことを言うようだが、ちょっと釈然としなかった。
店は意外と盛況だった。
カウンター席はすべて常連客でうまり、その内の一人の女性が誕生日らしく、
三人の店員と常連客とで乾杯をしていた。
因みに私の前に座っている妻も今日が誕生日だった。
でも誕生日を祝うより、トイレットペーパーを買えたことに乾杯した。
レバーも丸はつも食べなかった。
まあ、またしばらくしたら来たくなるだろう。
自粛ムードが明けたら反動のバブルが来る、という声がある。
どんな出口が待っているのか想像もつかないが、いつのことなのだろう。
夜総合点★★★☆☆ 3.4