午前11時からの町屋での仕事のため、山手線で日暮里駅に出る。
その仕事が終わった後に町屋で昼飯を食べるつもりだったが、
強烈に腹が減っていて我慢できず、若干時間に余裕があるので、
予定を変更し、人気路麺店「一由そば」に向かう。
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午前9時半頃に店に着き、店頭に表示されたメニューを見る。
私は約一年前に初めて来て、冷たいそばにJKBとなす天をのせた。
JKBはジャンボかき揚げの略で、ゲソ、紅ショウガ、長ネギが入るのだが、
明らかに冷たいそばに揚げ過ぎ気味のゲソ天は合わなかった。
そこで今回は温かいそばにするのだが、実はメニューにないが天丼もできる。
正直、葛藤があったが、朝の体重計の値が想定外だったので天丼は諦める。
この店は世の路麺店で最もトッピングの種類の多い店ではないかと思う。
素材も豊富だが、複数素材を抱き合わせたかき揚げ類が何種もある。
例えば五目かき揚げ140円(ゲソ、玉ねぎ、人参、干しえび、春菊)、
かき揚げB140円、JKB190円(ゲソ、紅しょうが、長ねぎ)、
ヘルシーかき揚げ160円(エビ、枝豆、ひじき、玉ねぎ、コーン)、
ミックス120円(グリーンピース、いも、なす、人参、コーン、ちくわ、
ソーセージ)などである。
成り立ちから『六文そば系』と言える店で、
そのためやはり人気の中心はゲソが入る天ぷらがのるそばである。
恐らく系列から離脱した今も、ムラサキイカを使用しているものと思う。
因みにこの時間、店内には私以外に男性一人客ばかり5人ほどいる。
恐らくこんな状況下でなければ、普段はもっと客がいるのだと思う。
さて、注文口で注文した後、1分もかからず出来上がり、手渡される。
注文は温かいそば220円に
トッピングわかめ120円、ジャンボゲソ天160円、海鮮140円。
店内は基本的に立ち食いだが、3席だけ椅子席があり、
その内の一つ、右奥の1席が空いていたため、そこに座る。
食べる。
そばはいわゆる昔ながらの立ちそば屋のもっさりとした茹で麺だ。
ツユは六文そば系に共通する醤油が濃いめで酸味の強いタイプ。
まずまずのバランスなのではないかと思う。
ジャンボゲソ天は巨大だ。
大量のゲソと玉ねぎが含有されている。
箸で持ち上げると天ぷらからゲソ片がほろほろと脱出しそうになる。
逃すまいと、箸でしっかりつかんで食べる。
問題は海鮮だ。
たぶん海老やあさりでも入っているのだろうと思って注文してみたが、
内容はほぼゲソオンリー(他に何も見つけられなかった)。
ゲソだらけのそばになってしまった。
ちゃんと中身を聞いてから注文すればよかった。
大量のゲソをやっつけている内にそばがのびてしまった。
七味をかけて必死に食べるが、食べ切れなかった。
朝9時台にはさすがに重たすぎた。
トッピングがジャンボゲソ天だけなら普通に食べられただろう。
この辺りには近々また来なければならないから、次は天丼だ。
ゲソがバッティングしないように複数の天ぷらをチョイスし、
ゴージャスな路麺天丼を実現したい。
一由そば (そば(蕎麦) / 日暮里駅、西日暮里駅、三河島駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.4