小雨降る中、高輪台で午前の仕事をこなし、歩いて五反田までやってくる。
気分はどうしても牛肉がのっかるあんかけ焼きそばだ。
豚肉細切り焼きそばであり、牛肉が入る焼きそばはメニューにない。
考えた末、界隈で最も歴史のある中華料理店「亜細亜」に行くことにする。
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店に行くと、店頭にテイクアウトメニューが掲示されている。
ほとんどの品が店内価格+容器代100円でテイクアウトできるようだ。
午前11時45分頃に入店すると、すぐに2階に上がるよう店員に指示される。
1階16席には先客が3人、28席ある2階フロアには女性一人客1人のみだった。
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メニューを見る。
迷わず牛肉やきそば1,200円を大盛200円で注文する。
この店に来たのは約7年ぶり。
名物はシュウマイで、その際はチャーハンとシュウマイを食べた。
五反田界隈には中華料理屋は多いが、はっきり言っていい店は少ない。
比較的ハイクラスな中華店はこの店しかないと言っていいのではないか。
但し、私のこの店への印象は決して良くない。
注文から12分ほどでやきそばがいったん別の客に出され、
その客が「違う」と言って、そのまま私の前に運ばれてきた。
皿がデカく、なかなかのボリュームに見える。
具は牛肉の他にター菜、ニンジン、白菜、玉ねぎ、タケノコが入る。
牛肉の量はまずまず入っている。
食べる。
麺はかん水の多い中細縮れ麺、昔ながらのごわごわタイプの中華麺だ。
私はこのタイプの麺の中華焼きそばはあまり好みではない。
あんは塩味が濃く、野菜から水が出て全体が水っぽくなっている。
そのため麺とあんがうまく調和していないように思う。
味が単調でひと味足りないような印象を受けるのが原因かもしれない。
塩味の濃さのため、野菜は頑張って食べたが、麺は半分くらい残した。
こういう焼きそばが好みの人もいるのだろう。
或いは汁麺や定食を食べるべき店だという声もあるかもしれない。
私は今後もし五反田駅周辺で中華焼きそばを食べたくなったら、
躊躇なく東京酒樓に行く。
もし混んでいて入れなかったら、刀削麺に切り替える・・・ことにする。
昼総合点★★★☆☆ 3.0