雨天の中、五反田にて午前の仕事にキリがついたのが13時半、
本当はかつやのWかつ丼を食べたい気分だったのだが、
五反田にかつやはないので、やむを得ずその弟分の「岡むら屋」に行く。
以前から気になっていた赤辛肉めしを食べてみようと思ったのである。
入店すると、全32席に先客は男性一人客ばかり5〜6人ほど。
もともと席間の広い配置が取られている店だったので、
席の間引きや一席おきの案内などは行われていないようだ。
(画像クリックで大きくなります。)
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2人用テーブル席に座り、卓上のメニューを見る。
私は岡むら屋は他店舗も含めて来るのはおそらく通算4度目だが、
過去3回はすべて肉めしに牛しゃぶが加わる合盛めしを食べている。
今回は赤辛肉めし山盛スープ付1,080円と単品煮込み大根100円を注文する。
山盛は肉が並の1.6倍、ご飯が1.5倍だが、ご飯を並と同量にしてもらう。
卓上には醤油、辣油、酢、テーブルコショウ、七味唐辛子、小袋の洋芥子、
そして紅ショウガが置かれる。
注文から5分で出来上がってくる。
スープは和風の肉出汁コンソメだ。
山盛の丼はかなりのボリュームに見える。
単品注文の煮込み大根は丼にあらかじめのせられている。
食べる。
とろみのある赤いタレがたっぷりかかっている。
かなり甘辛い。
韓国料理のサムジャン、ヤンニョムジャンのような味だ。
勝手に中華の麻辣味を想像していたから、ちょっとがっかり。
これだけタレが強い味だから肉の味なんてマスクされそうだが、
どういうわけか臭みを感じる。
ノーマルな肉めしではこれまで感じたことがなかったのだが。
この甘辛ダレは肉の臭みを引き出したりするののだろうか。
いや、隠すことはあっても助長することはあり得ないと思うのだが。
タレの味が苦手だったから過剰に感じ取ろうとしてしまったか。
甘辛ダレがからんでいない煮込み大根が一番美味かった。
煮込み大根めしにすればよかった。
残念ながら、半分も食べきれなかった。
後ろ指をさされる気持ちで会計をし、店を後にした。
思い切って田町か渋谷まで電車に乗ってかつやに行けばよかった。
まあ、こんなこともある。
また外食できなくなる日も近々来るかもしれないのだから。
岡むら屋 五反田店 (丼もの(その他) / 五反田駅、大崎広小路駅、大崎駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0