2020年07月18日

兆徳(本駒込)…開店時の不公平な入店ルールは改めるべきだ

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「町中華で飲みたい」
今年の私の誕生日ディナーの妻への要望がこれだ。
数多くの候補店の中から白羽の矢を立てたのは本駒込の人気店「兆徳」。
「都内で美味いチャーハンは?」という話題になれば必ず名が挙がる店だ。

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17時過ぎ、店に着くとまだ開店前の待ち客は一人もいない。
一週間ほど前に店に電話していて、
予約は8人以上の団体でないとできない、
開店の17時半より15分くらい早く来て並べば確実に入れる、
と、言われていた。
店の前で待っていると、開店10分前に急に我々の後ろに列ができ始める。
そして、開店時間直前になり、不可解な現象が起こる。
常連客らしき人間が列を無視してどんどん店内に入っていくのだ。
一部の客は予約ができる大人数の団体の二階席客の一部だったようだが、
ある若い男性は、同行している若い女性二人に、
「あっ、おれ、大丈夫だから」などとうそぶきながら、
長々と先頭に立って待っている我々をあざ笑うようかのに中に入っていく。

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17時32分、中国人女性店員が出てきて暖簾がかかり開店となる。

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入店すると、右奥のテーブル席にインチキで先に入ったやつらがいて、
その後ろの狭いカウンター席につくよう女性店員に指示されるが、
「ふざけるな」と無視して逆サイドのカウンター席につく。

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開店直後に、1階フロアは5人用テーブル1卓を残して満席になる。
そのテーブルには、“予約客”と称した常連らしき家族客が30分後に座る。
8人以上でなければ予約できないはずではないのか。

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注文から5分後に出てきた瓶ビールで、怒りをこらえつつ乾杯する。

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ビールからさらに5分経って、お通しという搾菜が出てくる。
二人分でこのちょびっとの一皿、お通し代は一人250円だ。
この店の配膳の順番は、入店順、注文順などを完全に無視している。

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店は調理を行う男性二人、調理補助や配膳を行う男性、フロアの女性の、
合計4人の中国人店員によって切り盛りされている。

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時節柄、テイクアウトの注文が多く、それを優先して作っている。
調理の工程を見ていて、料理が出るまで時間がかかることを覚悟する。

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(画像クリックで大きくなります。)
メニューを見る。
人気はもちろんチャーハン(醤油味)と玉子チャーハン(塩味)だが、
一品料理ではトマトと玉子の炒め、揚げ餃子、砂肝の山椒揚げも注文が多い。

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さて、注文から20分経って料理一品目焼き餃子450円(6コ)が出る。

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標準よりもやや小さめのサイズのものが6個、皿に並ぶ。
食べてみるとこれがものすごく美味い。
野菜多めのあんにはよくある町中華のチープな旨味調味料が入っておらず、
ニンニクも入っていないが、薄めの皮も含め、全体が美味く調和している。

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酒は紹興酒(五年女児紅500ml)ボトル2,500円を注文する。
正直、これはあまり美味くなかった。

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料理二品目は牛肉のカキ油炒め1,200円

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牛肉は脂身の少ないモモ肉で、町中華の牛肉としてはまずまずの質だ。
タケノコ、しめじ、ニンジン、ネギとともに炒められている。

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三品目は海鮮と豆腐のうま煮1,450円である。

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豆腐は厚揚げが使われ、その他タケノコ、イカ、エビ、アスパラガス、
ねぎ、ニンジン、マッシュルーム、平貝などが加わる。

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〆は玉子チャーハン(塩味)700円を選ぶ。
玉子とねぎしか入らない、この店の名声の源であるチャーハンだ。

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何人分かを一度に一気に炒めているから、炒めムラもご愛敬だ。
まさに評判通り、パラパラでなくしっとり系。
これに具が入る常連専用の裏メニュー品もあるようだ。
(インチキ入店常連客が“ミヤガワチャーハン”と呼んで注文していた。)

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料理はどれも美味かった。
人気を呼んでいるのは、おそらく味つけがおとなしめであることだろう。
町中華としては塩味や旨味調味料の味が強くなく、味つけが上品だ。
きっと他のどの品を食べても、それなりの満足感を得られるのではないか。
一方で、酒の品揃えが貧弱なことは、町中華共通の弱点と言える。

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18時50分過ぎ、7,380円の会計をして席を立った。
ほぼ同時に10人近い客が店を出た。
この時外で並んでいる客は5〜6人ほどで、皆、一気に収容されるだろう。

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私は常連扱いされる店が何店かあるが、特別扱いを望むことは決してない。
銀座テルミニもBistro-SHINも開店前に入ってもおそらく咎めないだろう。
でも、そんなことは絶対にしない。
常連客の品格はその店の質を映す鏡である、と私は思っている。
フロアの中国人女性店員の接客は決して悪くはなかったが、
中途半端なルールを設けず、すべての客が納得する公平な振る舞いをすべきだ。

兆徳中華料理 / 本駒込駅白山駅東大前駅

夜総合点★★☆☆☆ 2.9


posted by こここ at 21:00| Comment(0) | 文京区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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