2020年09月23日

男気豚カツカレー(神保町)…ド迫力のカツカレーを期待するのが当たり前

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たまたまあるサイトの新店情報で見た店名に釘付けになる。
「男気豚カツカレー」・・・ワクワクする店名だ。
どんな豪快なカツカレーを食えるのだろう。
期待を胸に、連休明けの平日午前11時に店に行く。

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前日に店に電話し11時開店と聞いていたが、行ってみると11時半とのこと。
やむを得ず周辺を散歩し、11時半より少々早く戻って店外のメニューを見る。
カレーはハイドラバーディソースとピアイザーソースの二種。
インド料理好きの心をくすぐる、本格スパイスカレーを期待させるネーミングだ。
カツは200gの量で並と上と特上があり、特上は林SPF豚が使われる。
特上ロースカツカレーは2,480円の価格・・・
もしや檍インスパイア店なのかも、などと想いを廻らせながら開店を待つ。

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11時半ちょうどに開店となり、入店しすぐ左手にある券売機の前に立つ。
実は私は林SPF豚があまり好きでなく、特に香りの強い脂身が苦手だ。
しかし中途半端な選択をして後悔はしたくないと思い、
男気特上ロースカツカレー2,480円の食券を買い、店員に渡す。
カレーはスパイシーとマイルドがあると言われ、スパイシーを指定する。
スパイシーがハイドラバーディソースということなのだろう。

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カウンターのみ全9席の小さな店で、一番右端の席に座る。
壁には古い邦画のポスターなどが貼られ、カレー専門店らしからぬ内観だ。

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店は三人の男性によって切り盛りされている。
厨房をのぞくと二つにセパレートされたフライヤーでカツが揚げられている。

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食券を渡してから14分ほどでまずはカツだけが出来上がってくる。

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断面を見ると、とても200gなどはなく、せいぜい肉だけで150g程度だろう。
油の温度を上げながら揚げたと見え、コロモはところどころに裂け目がある。
赤身の断面は繊維が暴れ、スジ切りが十分でなく収縮している箇所がある。

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その30秒後にカレーライス部分が出来上がってくる。
ご飯はあらかじめ少なめで注文してあるが、おかわりできるようだ。

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ご飯の上にかつをすべてのせ、

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卓上の福神漬ものせて食べる。

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カレーは真っ黒で粘度がまったくなく具もないタイプ。
いわゆるカシミールカレーを模したタイプで、
ジョニーのカシミールカレーやラホールのブラックカレーと同系と言える。
マスタードシード、カルダモン、クローヴ、カレーリーフなどまったく感じない。
ハイドラバーディなんて言葉を思いつきで使わないでほしい。

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但し、このタイプのカレーはカツとよく合うのは事実だ。
もしこれが1,000円以下だったなら、そこそこ美味いと言えただろう。
前日炊いた米をレンジでチンしたような味のご飯も含め、
この値段に見合うクオリティではまったくない。
尚、隣席の客に出された並のカツカレーはカツが別皿盛でなかったが、
特上のカツよりも明らかにサイズが大きいように見えた。

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まあそんなもんだ、と思う。
店名にそそのかされる方が悪い。
渋谷にもほぼ同時に店舗が開店したらしく、恐らく企業経営店だと思うが、
飲食業なんて大半は店と客の化かし合いであり、今回は化かされた。
こういうキワモノ的な店は気がついたら無くなっていることが多いものの、
本格派南インドカレーと分厚いカツを合わせたカツカレーをもっと追及して、
この業界のよくあるパターンを打破してもらいたい、と期待している。
いや、あまり期待していないけれど、そうなったらびっくりする。
男気を見せてもらいたい。

男気豚カツカレー 神保町カレーライス / 神保町駅九段下駅水道橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0


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