居ても立ってもいられないくらいおにやんまのうどんが食べたい。
朝起きた瞬間からそう思っていたから、夢に出てきたのかもしれない。
新橋店の方がアクセスがいいが、やはり五反田本店だな、久々に。
恐らくそんなに混まないだろうけれど、念のためピーク時を外そう。
逸る気持ちを抑えつつ、電車を乗り継いで五反田に向かう。
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午前10時45分頃に店に着き、店頭の券売機の前に立つ。
すでに冷ぶっかけ(並盛)330円とトッピングとり天120円に心は決まっている。
とり天ぶっかけにするとぶっかけの上にとり天がのせられるが、
とり天を単品購入すると別皿で出される。
尚、どちらでも料金は一緒だ。
食券を買うと自動的に店内の店員に注文が知らされるシステムだ。
ものの30秒でまずうどんが、
その5秒後にとり天が出される。
まずはほんのちょっとだけ出汁ツユをすする。
伊吹産の高品質いりこでとったという出汁だ。
すっきりしているが、それらしさの旨味もしっかり立っている。
卓上には天かす、おろし生姜、出汁醤油、七味唐辛子が置かれる。
そのうち天かすとおろし生姜を投入して食べる。
うどんは箸で持ち上げると細めで頼りなさを感じるが、
表面の歯ざわりはふにゃっと軟らかく、噛み切り際にプチっという抵抗感、
これだ。
この麺が食べたかったのだ。
少量の生姜が出汁の旨味を更に引き出すような感じで、文句なしに美味い。
とり天は大ぶりなもも肉の天ぷらが二個。
私はうどんを食べ終わった後に残った出汁ツユに浸して食べるのが好きだ。
だから単品別皿注文をするのだ。
熱々で鶏肉の身がしっとりしてコロモの軽やかなサクッと感もいい。
さて、この時は10人で満員となる立ち食いスペースに客は私を含め4人。
かつては朝早い時間から長い行列ができているのをよく目にしたが、
店舗がかなり増えたせいか、ピーク時を外せばまず並ぶことはないようだ。
他店舗との味の違いを指摘する声がある。
確証や断言はできないが、私も心なしか五反田本店が一番美味いように思う。
夢に出てくる機会が増えそうだ。
朝から居ても立ってもいられないことが多くなりそうだ。
おにやんま 五反田本店 (うどん / 五反田駅、大崎広小路駅、大崎駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8