10日ほど前にオデリスに行った際、はす向かいに工事中の店舗を見て、
「いっぺこっぺ」の2号店がこの地にできることを知っていた。
5月30日にオープンしたことを確認し、平日のこの日、行ってみる。
開店時間であるはずの午前11時より8分ほど早く着くと、
店の前に男性が一人待っていて、その後ろに立つ。
開店5分前に店から男性店員がメニューを持って出て来て、注文を聞かれる。
とんかつカレーのかつは170g、上ロースカツカレーは200g、
カタロースは250g、特上ロースは300g、リブロースは400gだそう。
本来はロースの最上位品を注文すべきだが、さすがに400gは無理なので、
特上ロースカツカレー2,300円、ルー大盛200円を注文する。
正直言って、とんかつカレーの170gでも今の私には十分なのだが・・・
午前11時を1分ほど過ぎて開店する。
店内はカウンター全13席で、入口から向かって左右に席が分かれ、
厨房に面した方の奥から順につめて座るよう店員に指示される。
開店時に並んでいたのは10人だったので、全員座れたことになる。
店は厨房に三人、フロアに一人の計四人の店員で切り盛りされる。
その内の一人、かつを一手に揚げているのは檍の主人の丸山氏である。

最早「とんかつ檍」は5店舗、「いっぺこっぺ」は2店舗となり、
檍出身者の店、丸山氏の血縁とされる「まるやま食堂」系を合わせれば、
企業系でないとんかつ店としては異例の一大グループにまでなった。
ちょっと前までは林SPFと言えば丸一系をまず思い出したが、
今や、「檍系」の代名詞の銘柄だと言っても過言でない。
開店前に注文してあったため、入店から約7分で出来上がってくる。
隣客のとんかつカレーはご飯にとんかつがのせられていたが、
特上ロースはカレーライスととんかつがセパレートされて出される。
かつは壮観というほかない。
肉の厚みは最大3p、店員の説明通り、肉だけで300gはありそうだ。
檍系は以前よりもかつにしっかりと火を通すようになったとの声があるが、
断面を見るとその通りで、薄らとピンクがかっている程度だった。
そして、林SPF独特の脂身香が漂う。
私はこのクセのある香りが苦手だ。
食べている間、ずっとこの香りのためにクドく感じてしまう。
但し、カレーと一緒に食べれば多少はマシなのでは、と期待する。
カレーは粘度がほとんどなく、具として豚肉片がたっぷり入る。
4年ほど前に蒲田店で食べた時はもっと粘度があったと思う。
スパイス感はあまりなく、ルー増しでもボリュームは多くない。
かつに合わせて食べてみる。
カレーにコクやパンチがなく、完全に分厚いかつに負けている。
もちろん林SPFの独特の脂身香を覆うほどの味わいがない。
カレーライスとしてはまずまず美味いのだが・・・
なので、3片ほどは醤油やソース+洋芥子で食べた。
檍得意の三種の岩塩が卓上に置かれていたが、
苦手な脂身香が助長されそうな気がして岩塩では食べなかった。
火がしっかり通っていたので、
昔の檍のかつのようなクニュクニュ感は当然ない。
この店でカツカレーは一番廉価なとんかつカレーだけであって、
上位品はすべてとんかつがメインの定食であり、
たまたまご飯にカレーがかかっているに過ぎない、という品だと思う。
正直言って、まるやま食堂の極上ロースとんかつカレーの方が好きだ。
味噌汁がつくし安いし。
林SPFポークってそんなに美味いかなぁ・・・
とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 大門店 (カレーライス / 大門駅、浜松町駅、芝公園駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.1

